~しあわせになろうよ/長渕剛~は実はこんな歌だった?!
僕の大好きなアーティスト、長渕剛氏の代表作、「しあわせになろうよ」
(ここからは、親しみと最大級のリスペクトを込めて剛と呼ばせていただく)
剛の36枚目のシングルであり、2003年5月1日リリースである。しあわせになろうよは、2003年の紅白歌合戦に剛が出演したときに、また2004年の桜島ALL NIGHT LIVEでもフリースタイルダンジョンで司会をしているZEEBRAのフューチャリングバージョンも「しあわせになろうよ’04」として披露され、アルバム「Hey ANIKI !」内でリリースしている。
曲自体は、彼の熱い思いをバラードに封じ込めたような曲調に、甘いような、苦いような歌詞が込められており、日本レコード協会にゴールドディスクとして登録されている。
歌詞
出会った頃の二人に
も一度戻ってみよう
そして二人で手をつなぎ
しあわせになろうよ
海の広さに負けないように
輝しい太陽をにらんでみた
ずぶ濡れの僕は魚になり
あの島まで泳いでいった
初めて出会った場所に
も一度戻ってみよう
そして青い空に抱かれ
しあわせになろうよ
剛が、ことごとく言ってきたのが
「しあわせはなるもんじゃなくつかむものだ!!」
と、いろいろなLIVEで言ってきている。
ここで一つの矛盾が生じる。
しあわせになろうよと曲の中で歌っているのに、ライブ中のMCではしあわせはなるものではない!と言っている。。。
このことに関して、ネットで叩かれていたりするが、あの、コンサートには万全の準備をし、どんな末端のスタッフにも気を配り、体を鍛えつづけて自分を追い込みつづける剛がこんな見え見えのミスをするのか?と思った
そこで僕はこう考えた。
自分への戒め
元恋人か、もしくは浮気相手だった人へ向けてしあわせになろうよと歌っているが、それを言っている本人さえしあわせを掴みに行こうとせず、ただ思ってるだけで終わらせてしまったという、後悔や反省という自分への気持ちがうかがえないだろうか。
「しあわせになろうよ」とタイトルにもなっているにもかかわらず、剛はいろんな場所で僕らに伝えてきた「しあわせはなるもんじゃなくつかむものだ!!」という言葉は幸せになりたいのなら思ってるだけではなく行動しなきゃダメだよ!「しあわせになろうよ」の歌詞の中に登場する「自分」は、何も行動せずに終わらせてしまったけど、君たちは、それじゃダメなんだぞ!と暗に伝えてくれているのかもしれない。
最初にも書いたが、僕は長渕剛という人間が大好きだ、曲も詩も、絵も大好きだが、やっぱりその人間性が土台にあり、LIVEでの最高なパフォーマンスを披露でき、素晴らしい作品の数々をベストな形で僕たちに披露できるのだと思っている。この記事を読んでくれたあなたならこの後Youtubeでしあわせになろうよを検索するだろうが、そのほかの曲もぜひ聞いてもらいたいと思う。絶対に人に教えたくなくなるような自分のベスト剛’sソングに出会えると思う。
もし、この先彼と面と向かって話ができるような機会があれば聞いてみたいと思う。
「しあわせになろうよ」と「しあわせはなるもんじゃなくつかむものだ!!」について。