GUの靴下が最強な話
ある時、僕は思い立った。
「おら、東京いくだ!」
九州のド田舎出身の僕にとってやはり東京という街は特別なのである。
例のごとく、僕はヒッチハイクで東京へ行こうと準備を始める。
この時の準備が、後にとんでもない事件を引き起こすことを、僕はまだ知らない。
23時くらいに大阪を出発し、次の日の午前4時ぐらいに東京に到着。
(ヒッチハイクに関してはこちらに書いているのではしょらせていただく)
東京タワーや、浅草、またそこから見えるスカイツリーなどを東京在住の友人と観光し、「元気してた?」みたいな話を永遠としていた。
僕はこの時、「せっかく東京まで来たんだから電車ばっかり使わずに街をできるだけ歩きまわりたい。」と思っていたので、電車に乗らずに行けるような場所にはできるだけ歩いて行ったり、日比谷から東京タワーまで歩いたり、そんな大した距離ではないが東京さんぽを十分に楽しめていた。
そして夜、友人の家に泊まらせてもらうことになっていたのだが、僕はとんでもない過ちを犯していることに気が付いた。
パンツやパーカーは何日か分持ってきていたのだが、「靴下」の予備を忘れていたのである。
さて前置きが長くなってしまったが、ここからが本題である。
前日の夜からずっと履きっぱなしの靴下、さらには東京観光によって「一日中歩きまくり」という覚醒スキル付きの靴下である。
もう想像は簡単であろう。
シェパードくらいの大きさの犬ならきっと失神させることができただろう。
その時近くにあったGUに駆け込み、素知らぬ顔をし靴下コーナーに足を進め3足590円(税別)を発見。
レジに急ぐ。
「ただいまアプリにご登録いただくといくらか割引がききますがいかがでしょうか?」
やあれへん。
レジの女の方も「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか??」なんてありふれたセリフを言いたくはないだろう。
こっちは緊急事態なのである。
アプリ登録で100円近く割引をしてもらった。素晴らしいシステムだ。
友人宅へ着き、即座にさっきまで履いていたバケモノをビニール袋に封印。シャワーを浴び、その日は就寝。
そして翌日、さてさて昨日買ったGUの靴下の履き心地はいかがなものかと思うわけでもなく一足当たり100円のリーズナブル靴下を履いてみる。
「えぇ!?履き心地抜群じゃねぇか!!これで3足590円は安すぎる!」
例えるなら、高級なセーターのような肌ざわり。
例えるなら、ゴムゴムの実を食べたかのような伸縮性。
例えるなら、iPhoneが手になじむかのように足への馴染み。
それが最初に履いてみての感想だ。
僕はこれ以来、靴下を買うならGU以外ではあり得ないだろう。
それくらい超有能な靴下と出会ってしまった。
皆さんは普段どんな靴下を履いているだろうか。
「GUの履いてるよ」
という人もいるだろう。
はたまた、
「ハイブランドの靴下履いてるYO」
という方もいるだろう。
ハイブランドにはハイブランドなりのカッコよさがあるのもわかるし、全然否定するわけではない。
しかし、僕はおしゃれというものがあまりわからない。
また、この記事を読んでいる方の中にもそう思っている方はいらっしゃるだろう。
そんな方には、このGUの靴下をお勧めする。
世界中の成功者の共通してしていることに、「毎日同じ服を着る。」というのはご存じだろうか。
朝、目覚めたてが一番脳をクリエイティブに働かせることが出来るため、服選びにその状態を使うのはもったいない。
という考え方から、毎日同じ服を着ているのだそう。
何が言いたいかと言うと、
毎日同じ服を着るというのはなかなか簡単にはできないが、靴下くらいは実践できるんじゃないか。
ということだ。
朝の忙しい時間に、靴下だけは毎日お気に入りの靴下をはける。と頭の片隅に置いておければ、少しは心に余裕ができるのではないだろうか。
別に成功者になれなかったとしても、
「私は今日もお気に入りの靴下履いてるし、きっとうまくいく」
と、ポジティブになれるはずだ。
そんな、毎日を楽しませてくれる靴下が、「GUの靴下」なのだ。
僕も、そのヒッチハイク東京観光でGUの靴下を履くことによってさらに楽しい旅をすごすことができた。
ありがとう、GU。
ありがとう、箭内さん
ハイブランドに対抗するわけではないが、最後に少し目安となるものを張っておこうと思う。
言わずと知れた、BALENCIAGAの靴下12000円で1P
われらがGU、590円で3P
いやいやハイブランド高すぎるだろーーーーーーーーーー!
それぞれの購入リンクも貼っておきます。
ぜひ、GUの靴下、お試しください。
それでは良い1日を。
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