”料理ができる”というカードは最強の武器になる。
世の中には二種類の人間がいる。
料理ができる人間と料理ができない人間だ。
大学の近くで一人暮らしをしている僕にとって「料理」というのは非常に重要なことだと痛感する。
理由は簡単。
自分以外にご飯を作る人はいないからだ。
毎日外食をする余裕もないので、普段からできるだけ自炊を心掛けているのだが、料理ってのはなかなか楽しい。
僕は今までいろんなものを作ってきた。
小豆を買ってきてあんこを作って小倉トーストにしたり、
鳥の皮を買ってきてフライパンで鳥皮のパリパリ焼きにしてご飯にのっけ、マヨをかけてトリマヨ丼にしてみたり
一人暮らしとしてはなかなか料理をするほうだと勝手に自負している。
毎日カップ麺か外食をしている人と比べれば、多少凝った料理をしているが、まだまだ料理が得意と呼べるような部類ではない。
ではなぜタイトルに
”料理ができる”というカードは最強の武器になる。
なんて書いてあるのか
それは、ある友人を見て素直に思ったからである。
これを読んでくれているあなたも僕と料理研究を始めてみよう。
僕の友人の中に”おかん”と呼ばれている男がいる。
彼はテスト期間になると僕の家に住み着き,鬼集中のテスト前日一夜漬けで幾度となく落単を逃れてきた男である。
テスト勉強としてはなかなか効率のいい方法とは言えないが、
彼は僕の友人の中でも特別なスキルがある。それが
「料理」である
例を挙げるとすれば、余ったカレーを使って何か作ってくれと頼めば
夏バテに負けるな!夏野菜たっぷりのカレー風味クリームパスタ!
をあっさり作ってしまったり。
エビが実家から送られてきて
「エビなんか一人暮らしで使うタイミングほとんどないわ!」
と話せば
予算約500円!?サイゼリアに物申すグラタン!
と、数々の名作を残してきており。
僕の要望と冷蔵庫の中の楽しい仲間たちを使いなるべく低予算で毎回晩御飯を作ってくれている。
まさにおかん。
いつもいつもありがとう。
同い年で、あんな素晴らしい料理を作るのを身近でみてきて確信を持つことができたことがある。
彼が作ってきた料理の数々は上の2つに留まらず、
深夜に小腹がすいたといえばフライパンでだし巻きたまごを作ってくれ、
デザートが食べたいとわがままを言えば、家にある桃を使いパフェをパパっと作ってくれたり、
ホットケーキミックスとタコ焼き機を使ってベビーカステラをつくり学校に持ってきてくれたり。
彼がキッチンに立つ姿は、まさしく天皇の料理番の佐藤健そのものであった。
そんな彼が、どうやって時短かつおいしく、最高のコスパ料理を生み出しているのか気になった。
そこで僕は、彼がうちに来た時にスマホで何を調べているのかこっそり観察してみるといかにも簡単なものであった。
カレーパスタであれば、「カレー 応用」で検索していただけ。
何じゃそりゃー誰でもできるじゃねーか!!
作り方をしらべて、それを自分なりにアレンジする。
もしくはそれが難しければ、レシピ通りに作る。
そんな簡単なこと今時小学生でもできる。
でもこの世の中には、料理ができる人間と料理ができない人間がいる。
僕が言わずともわかっているはずだ。
男女関係なく料理ができるというカードはモテるために、または人望のある人になるためにも、必ず優位になる。
ただ、彼は今まで踏んできた場数がケタ違いなので何も見ずに作れる料理も多いのだが、場数を踏むということは今回で言えばたくさん料理をしてみると置き換えられるだろう。
今、もしも自分が
「料理ができるようになりたいなぁ」
や、純粋に
「モテたいなぁ」
と、思っているのであれば今日の晩御飯をお母さんと一緒に作ってもいいし、
一人暮らしであれば、今日から一週間の晩ごはんは毎日違うおかずを作る。
と決めてしまうのもいいかもしれない。
そして、もはや料理を習慣化してしまったらもうあなたはクッキンアイドル!マインちゃん、もしくはクッキングパパになっていることだろう。
自分の実家で考えてみてほしい、いつも朝、昼、晩ご飯を毎日作り続けてくれたのはお父さん、お母さんではないだろうか。
そう、特別な理由がない限り幼少期から毎日ご飯を作ってくれていたのは自分を守ってくれたり、困ったときには手を差し伸べてくれた人たちだ。
言ってみれば料理ができる人はいいパパ、ママになれるということだそういう人はモテて当然だと思うし、自分で食べるにせよお金はかからないし体にもいい。
父親や母親
そんな人物に、将来的多くの人がなることだろうと思う。
それなら、早いほうがいい。
今から始めて遅いなんてことはこの世界には存在しない。
継続している人が物を言える世界だ。
ぜひ、この記事を読んだその日からキッチンに立つことを習慣化してほしい。
世界中のお父さんとお母さんに敬意をこめて。
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